1泊2日の民泊ツアー 大阪の物件を訪問

 

 

11月13・14日の2日間にわたり、CFネッツさんのご協力も得て優秀企業視察ツアーを行い、大阪まで行ってきました。
今回のテーマは「民泊」。来年6月の民泊新法(住宅宿泊事業法)の施行も控え、時流に乗ったテーマだったせいか多くの皆さまにご参加いただきました。さらに、NHKの地方放送局からの取材もありました。番組内で民泊を取り上げるためにいらっしゃっていたようでした。何人かの参加者もインタビューを受けていましたが、カメラの前でしっかりと応じられていたようでした。
 
初日は、民泊事業を手掛ける百戦錬磨のご担当者の方より、Airbnbの実績や旅館業法・国家戦略特別区域法・住宅宿泊事業法のそれぞれの違いなどについて説明がありました。Airbnbへの日本国内の掲載物件数は、2015年11月の21,000件だったのが、1年後の2016年11月には40,000件と、倍近い伸びを示したとのことでした。訪日外国人旅行者についても触れ、現在はアジアからの旅行者が多数を占めていますが、今後、国内にお金を落としてもらうためには「ヨーロッパからの観光客の増加が鍵」と提言がありました。
 
2日目は、実際に民泊に使用されている物件を訪問しました。百戦錬磨が大阪市内で7月にオープンした1棟民泊マンションもご案内していただき、訪日客の用途に応じた配慮が随所になされていることに驚きました。また、タイで民泊事業を行うエアーグローバルエージェンシー・バンコクオフィスの近江幸生氏がプロデュースした物件にも目を奪われました。元々は1階にスナックが入居していた築古の物件が、見事に民泊用に再生されていました。1階のスナックだったスペースは交流スペースに生まれ変わり、使い勝手が悪そうだった内装も、備品や設備も含めて綺麗になっていました。畳の部屋にもベッドが設置されていたのですが、近江氏曰く「外国人は畳の上で寝るのを嫌う傾向にある」。
 
民泊以外にも、女性社長のリサ・インターナショナルが運営する築50年近いリノベーション物件も訪問しました。昭和の建築とは思えないお洒落なデザインの物件に再生されていたのに加え、保育園や洋菓子屋さんも入っていたことが特徴的でした。